■ブレーキパッドの交換 その2
最初におことわりしておきます。私はクルマのハードには詳しくない、ごく普通のサラリーマンです。また、一度買った車は最低でも数年くらいは乗ります。ディーラーのセールスマンに、｢お客さま、今度新しいアウディが発売になりました。どうです？｣などといわれて、｢あ、そう。じゃ１台置いていってよ｣などと簡単に返事できるようなお金持ちなんかでも決してありません。
【EBC Green Stuff 取付後】
純正のパッドは黒くてほとんど目立ちませんでしたが、交換後は鮮やかなグリーンのパッドがホイールの隙間から見えるようになりました。キャリパーを赤く塗装すると、もっと目立つかもしれません。というより、赤く塗るような人は、Red
Stuffを付けるのかな。
フフロント側取付後 リア側取付後
写真は交換後約100km走行後に撮影したものです。交換作業は、リコール対策と同時にディーラーへ持込んで依頼し、工賃が12,040円かかりました。
【交換後の第一印象】
いい意味でソフトという感じです。説明書によると最初の320km前後は慣らしが必要とのことなのでおとなしい走行をしていますが、踏んだときのタッチは奥が深いという印象で、自分の踏力によってコントロールできる領域が純正品に比べて広くなったような気がします。ただ、時々鳴きが発生します。音はそれほど大きくないので不快という程ではなく、窓を開けているとわかる程度ですが。パッドをいたわるように踏むと鳴くことはありません。
【慣らし走行を終えて】
交換後、約650km程度走りました。街中の走行が中心でしたが、最初にややソフトだと感じたタッチにもすっかり慣れました。なにより驚いたのは、ダスト発生の少なさです。以前の純正パッドでは１週間もあればホイールが｢ガンメタ｣になってしまいましたが、EBCでは交換後１ヵ月経過した今もそれほど気になりません。
EBCのダスト発生の少なさは、下記の純正パッド使用時との比較写真で一目瞭然ですね。
【ブレーキダストによるホイール汚れの比較】
EBC Green Stuff (装着後約650km走行) 純正パッド使用(洗車後約700km走行)
総合的にみて、私のような素人からみても、このブレーキパッドはおすすめだと思います。価格も純正パッドより安くてリーズナブルです。純正パッドが交換時期になった方は、EBCのパッドを候補に考えてみてはいかがでしょうか？