My Guitar 3 / B.C.Rich Bich 10-Strings 2003.10〜
"AEROSMITH・LIVE!
BOOTLEG"のインナージャケットでJoe
Perryが弾いているのを見たのが出会いです。シャープなスタイル、パワフルそうなピックアップ、コントロールのノブの多さ、それはまさに私にとって大変なインパクトでした。だいぶ後になって、それがB.C.RichのBichだとわかりましたが、当時学生だった私には高くて手が出ませんでした
それから年月が経ち、5年くらい前に楽器店でB.C.Richのカタログを目にしました。でも、ちょうどその頃YAMAHA Pacifica
Customを買ったばかりだったので見送りました。ところが最近またギターを弾き始めて、カタログ集めやネット上で検索していて思い出したのです。そうだ、あのBichを手に入れよう!
輸入元の(株)共和商会に問い合わせると、Bich
10-Stringsはカタログに載せているものの事実上受注生産で現在在庫はなし。メーカーへオーダーしても納期は2ヶ月先なのか3ヶ月先なのかわからないという話。結局、デジマートへ在庫を載せていた楽器店で買いました。
このギターの最大の特徴は、1〜4弦の複弦です。1弦と同じ弦を1,2弦にはユニゾン、3,4弦には1オクターブ上のチューニングでヘッドの裏側からボディエンドの4個のペグへ向かって張ります。
クリーンサウンドだと12弦ギターのような自然なコーラス効果が得られ、とても心地よいです。「ホテル・カリフォルニア」や「天国への階段」などを弾くにはピッタリ。でも、歪ませたリードプレイでは、チョーキングしにくいし、音は濁って聞きづらい。コーラスエフェクトの後でディストーションを通した感じといえばわかってもらえるでしょうか。そんなわけで、現在は複弦ははずして6弦ギターとして使っています。
ヘッドの裏側を見ると、サインがあります。でも、太いマジックで書かれているうえに、複弦用穴の金属補強があるのでよく読めません。
Bernie Rico Jr.?? う〜んよくわからない。
ボディはメイプルトップ、マホガニーバックというレスポールと同じような構成なのに、とても軽いです。StratocasterやPacificaから持ち替えるとホントに拍子抜けしそうなくらいの軽さです。一方、ネックが結構重いので、ナイロン製の滑りやすいストラップで肩にかけると、少しヘッド落ち気味になります。
操作系はマスターボリューム、マスタートーンに2つのブースターのスイッチとフロントPUボリューム、フェイズアウト、デュアルスイッチにバリトーンスイッチなどが所狭しと並んでいて一見複雑ですが、慣れればたいしたことはありません。どうせ気に入った音しか使わないわけですしね。
さて、このギター、どんなシチュエーションで使ったらウケるでしょうか? ハードロック、ヘビーメタルの印象が強いBichですが、私ならAORやFusionにでも使ってみたいところです。誰か私とバンド組んでくれ〜〜
Body | Excellent Maple Top, Mahogany Back |
Neck | Mahogany (Thru Neck) |
Finger Board | Ebony 24F with Cloud Inlay |
Scale | 24 5/8 inch (≒625mm) |
Bridge | Quadmatic |
Pickups | B.C.Rich Selected Dimazio (PAF) B.C.Rich Selected Dimazio (Dual Sound) |
Controls | Master Volume, Front Picup Volume Master Tone, 3Way Selector |
Electronics | 2 Nomal or Pre-amp Select Swiches With Volume Control, 2 Dual Swiches 1 Phase Swich, 6 Position Rotary Varitone Swich |
Hard Ware | Chrome |
Finish | Natural |