My Guitar 5 / Fender Stratocaster Taniguchi-Gakki Original 1992.10〜

神田にある谷口楽器のオーダーで限定生産されたFender Japan製です。同型のブルーもありましたが、当時Steve LukatherのVally Artsにあこがれていた私は迷わずレッドを選びました。もっともその頃の彼は既にValley ArtsからMusicmanに持ち替えていましたが。


ピックアップは当時大流行だったS-S-Hレイアウトです。シングルも高出力タイプのため、切替え時の音量差は気にならないレベルです。
音は典型的なストラトそのもの。チューブアンプをドライブさせて鳴らせばDeep Purpleなんかを演るにはピッタリです。このストラト、ピックアップ切替えスイッチを一度交換しました。最初のスイッチは、使っているうちにガリガリと雑音が出るようになってしまいました。
そこで接点復活剤を何度かスプレーしたものの改善されなかったので、アフターパーツでリプレイスしました。F+MとM+Rはフェイズアウトする配線ですので、ファンクなカッティングもバッチリ。
ネックはごく普通の握りですが、裏側がつや消し塗装なのが気に入っています。ボディとのジョイント部分は丸くカットされていて、ハイポジションでも弾きやすい。指板が延長されていてストラトなのに22フレットがあるのもマルですね。
 コントロールは1ボリューム、1トーンのシンプルな構成で、ノンピックガードのためボディ裏側から配線されています。トレモロユニットはフロイドローズライセンスのFender EX-Tremが取り付けられていて、大胆なアーミングが楽しめます。
谷口楽器によると、このギターはボティトップとバックに薄いメイプル材をラミネートしているとのことです。そのおかげで、ボディトップにはバーズアイが、バックにはキルティング風ストライプが出ていてなかなかGood Looking、ライブにはピッタリですな。さて、Valley Arts Guitarといえば、一時期はSteve Lukather, Larry Carlton, Roben Fordなど一流ミュージシャンからアマまで広く使われていました。その後、2002年11月からはGibsonの傘下に入って再スタートしたようです。最近は、FenderにしてもGibsonにしてもカスタムショップ製が流行りのようですね。 Fenderといえば若い頃は高値の華。昔、あこがれだったギターが今では簡単に手に入る(少なくとも経済的には)ようになったのはうれしい限りです。

Body Alder with Maple Top & Back
Neck Maple (Bolt on)
Finger Board Rosewood 22F
Scale 648mm
Bridge Fender EX-Trem (Lisenced under Floyd Rose)
Pickups Fender Original Single-Coil ×2
Fender Original Humbucker×1
Controls Master Volume, Master Tone,
5P-Selector SW (Bi-Sound System)
Electronics None
Hard Ware Gold
Finish Red Sunburst

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