Guitar Amplifier / PEAVEY BANDIT 112
PEAVEY
BANDIT112は、現行モデルが3代目にあたり、昔からレンタルスタジオなどではよく使われているようです。私の場合、ライブをやる機会はめったになく宅録中心のため、アンプはめったに使いませんが、たまには大きな音も出してみたくなり買いました。
Line6などモデリングアンプが流行の昨今ですが、各種アンプの音は既に持っているDigitech
Rpx400である程度シミュレートできるので、少々古いタイプのPEAVEYを選びました。「スイッチ一発であのアンプの音が出る」というよりは、色々とツマミをまわしながら自分好みの音を探していく方が面白そうだと思ったからです。
ただ、時代の流れか、このアンプにもCleanチャンネルに
Modern,Vintage、LeadチャンネルにもHighgain,Modern,Vintageの切り替えスイッチがあり、「あのアンプの音」に近づけるのが比較的容易になっています。
鳴らしてみたところ、音自体は真空管アンプにかないませんが、家で使う分には十分です。音量を上げていくとキャビネットの共振が大きくなってくるので、マンションのような集合住宅では他入居者への迷惑を考えると、本領は発揮できそうにありません。ホームセンターでゴム製のインシュレーターを買ってきて床との間に入れてみようと思っています。
さて、このアンプの一番の特徴は、T-Dynamics(R)と称するコントロールがついていることです。メーカーによると、 21.1kg
「T-Dynamics(R)とは真空管アンプ特有の音圧を再現する物です。アンプの電源レベルを10パーセントから100パーセントまで設定可能で。低く設定するとコンプレッション効果がより高くなります。」ということなのですが、今一よくわからない・・・音量も少し変わるようだし。これから色々と試してみたいと思っています。
全体として、この価格帯のアンプとしてはよくできているほうだと思います。パワーは十分でルックスも押し出しが効くし、キャビネットもしっかり作られています。真空管アンプがほしいけど、値段が高いうえにメンテが大変だという方にはいいかも知れません。エフェクターを使って音作りするもよし、直につないで鳴らしてみてもよし。少々重いので中年の私には持ち運びがちょっと大変なのですが.....
Power
80W RMS into 8Ω
Speaker
12"SHEFFIELD 1230 SPEAKER
Equalization
<Clean>
Low,Mid,High passive type EQ
Modern/Vintage switch
<Lead>
Low,Mid,High passive type EQ
Highgain/Modern/Vintage switch
<Master>
Reverb,Presense,T-Dynamics(R) control
Loose/Tight Resonance swich
Functions
Ground Swich
External Speaker Jack(8Ω)
Preamp Out/Power Amp In
Effects Loop, Effects Level
Footswich
Select: Clean or Lead channel
Effects: Effects loop bypass
Dimensions
594W×508H×287Dmm
Weight