Guitar Amp Simulator / LINE6 POD XT LIVE
別にライブをやる機会が増えたわけではありませんが、買ってしまいました。この手のアンプシュミレータ+エフェクターやマルチエフェクターが国産、輸入品と各社からたくさん出回るようになり、しばらく前から、BOSSのGT-8とコレが雑誌の特集記事を組んでいたので、気になっていたのです。
まず最初にコレはMade in Chinaです。以前使っていたDigitech
RPx400が底面に誇らしげに(??)"Made in The U.S.A"と書かれていたのとは対象的。ま、時代の流れなんでしょうけれども.....。
コントロール類はBOSS GT-8などに比べるととてもシンプルです。LINE6のPODシリーズは初めてなので、最初はちょっと面食らいましたが、LINE6
Custom ToneからLINE6 EDITというコントロールソフトをダウンロードすれば、マウス1つでアンプモデルの選定からすべてのエフェクトを視覚的に操作できます。これはDigitech
RPx400のX-Editと同じですね。面白いことにLINE6には、もうひとつGuitar
Portというコントロールソフトがあって、こちらは各アンプのキャラクターに合ったツマミなどが描かれていて、芸が細くこちらの方が見て楽しめます。
プリセットは、各バンクにA,B,C,Dの4パッチが割り当てられていて、1〜8バンクがヘッドホン、PAなど直接接続用、9〜16バンクがギターアンプ接続用、17〜32バンクがユーザープリセット領域です。
アンプモデルはデフォルトで36ですが、LINE6
Model PacksからMetal Shop、Collector
Classicsを購入すれば、各モデルにつき18ずつのアンプモデルを増やすことができます。私はMetal Shopをさっそく買ってしまいました。
これは、PEAVEY
'02 5150
IIをシミュレートしたCriminalを使ったパッチの例です。ハイゲインアンプのディストーションがとても心地良い感じです。まだまだ色々と試していきたいと思っています。
これまで使っていたDigitech RPx400との違いは、Digitech RPx400はあくまでもマルチエフェクター、POD XT
LIVEはアンプシミュレーターだということです。POD XT
LIVEでは実際のアンプのようにギターのボリュームを絞ってクリーン、クランチ、ディストーションが綺麗に移行でき、ピッキングのニュアンスが表現できるのに対して、RPx400ではディストーションこそは綺麗にかかるものの、ボリュームを絞ったときの表現にやや難があったからです。
宅録中心の私にとって、また新しいオモチャが増えました。これで、また毎日の睡眠時間が短くなってしまうのは確実ですね。