Guitar Effecters / Digitech RPx400, BOSS SE-70

Digitech RPx400  2003.03〜2005.06
久々にライブをやる機会があったので、'03年7月に入手しました。Guitar Magazine誌の記事だけをたよりに試奏もせず衝動買いしてしまったから、さぁ大変!!プリセットサウンドがジンジンのメタル系ばかりで使える音があまりない・・・12種類のギターアンプシミュレータが搭載されていますが、コレって要はディストーションの種類のことなんですよね。
さすがに現代のエフェクターらしく、PC活用による応用範囲の広さが、本機の大きな特徴です。付属のX-EditというソフトをPCへインストールしてUSBケーブルで接続すれば、マウス1つですべてのエフェクトを視覚的に操作できます。また、プリセットの設定情報は本機にはもちろん、X-Edit Rpx400 Presetというファイル形式でPCにも保存しておくことができます。
さらにDigitechのホームページから、Sound Community>Patch Library>RPx400 と進むと、海外のユーザーの手によるプリセットデータをダウンロードすることができ、これを自分のRPx400のユーザープリセット領域へ保存すれば、その音をそのまま再現することができます。
プリセットデータは、"Metal","Rock","Jazz/Fusion","Blues"などのスタイルに分かれており、Rockを例にしてみると、"Zep","British","Boston",Eric Clapton"等のネームが付けられていて、どこの国のギタリストも考えることはみんな同じだなぁ、と妙に感心させられました。

形からもわかるようにライブでの使用を前提にしており、演奏中(??)でも5つのつまみでディストーションの深さ、音色、マスターボリュームを直感的に操作できるのはありがたいです。さらに本機には、ProTrackなるハードディスクレコーディングソフトが付属しており、これがあれば自宅で簡単にデモCDが焼けそうです。

RPx400のライブでの使用レポートはこちらです。

久々にDigitechのホームページを覗いてみたら、X-Editが1.0から1.21へバージョンアップしていました。さっそくダウンロードしてみると、これまで不便だと思っていたバグが解消され、新しい機能も追加され使いやすくなっていました。ついでにPatch Libraryにも立ち寄ってみると、すっかり常連さんたちが出来上がっていて、活発なやり取りがおこなわれているようです。このなかで、Les paulをシミュレートするPatchを試してみると、これがBOSTONのTom Scholzにかなり近い!! アナログディレイを深くかけけばSSHのストラト系でもDon't Look Backのリフが弾けちゃいます。
と、まあいろいろ遊んでみたRpx400ですが、モデリングのアンプ数が少ないこと、全般にデジタル臭さが強いこと、などが気になってきたことからLine6 PODxt Liveへバトンタッチしました。

BOSS SE-70
かなり以前に買ったハーフラックサイズのオールインワンタイプです。コレを買うまではBOSSのコンパクトタイプの、コンプレッサー、ディストーション、フランジャー、デジタルディレイに加え、Guyatoneの真空管入りディストーションをその都度組み替えてました。でも、配線が大変、電池はすぐに消耗する(特にデジタルディレイ)、音質は劣化するわでもう大変!! そこで、当時はやりだしたオールインワンタイプを物色していて、これに出会いました。
操作パネルはシンプルそのものですが、奥が深い。パラメトリックイコライザーの設定はかなり細かくできます。それにギターアンプシミュレーターやエンハンサーが内蔵されているのもいいですね。ただ、マスターボリュームがかなり深い階層に入らないと操作できないので、アンプのリターンへ入力して使う場合にはちょっと不便。宅録中心なら
いいんだけど。フットスイッチでリード→リズムの切り替えができるけど、ライブにはやや使いにくいですね。
最近はめっきり使わなくなったんだけど、なぜか手放せないのは、Vintage OD-1なるエフェクトが入っているからです。さすがにもう手に入りにくくなっていますからね、OD-1なんて。

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